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2016.11.15
地元ブランド力向上を/白河市で歴史まちづくりサミット
国の歴史まちづくり法で歴史的風致維持向上計画の認定を受けた東北地域の7市町が一堂に会する「東北歴史まちづくりサミット2016in白河」は10日、白河市の白河文化交流館で開かれた。基調講演やパネルディスカッションを通じて、歴史まちづくりによる地域の発展・活性化について理解を深めた。東北地方整備局、白河市の主催。
同サミット第1回は青森県弘前市で26年度に開催、今回は第2回となる。各自治体間の情報共有・連携強化とともに、新たな地域活性化への活力を見いだすことが目的。白河・弘前・多賀城・鶴岡市、国見・磐梯・桑折町の7市町代表者や市職員、地域住民ら約250人が参加した。
鈴木和夫白河市長は「歴史まちづくり法や景観法の制定など、ここ十数年でまちづくりの方向性が大きく変化している。各地域の歴史、文化的な資源を生かしながらまちをつくる時代に突入している。地域の素晴らしい資産を活用したまちづくりができるよう有意義な勉強会にしたい」、筒井智紀東北地方整備局建政部長が「各都市の先進的な取り組みや課題を共有し、歴史的まちづくりの裾野を広げたい。地域間の連携や協力により、地元のブランド力を高めて活性化につなげてほしい」とあいさつした。
梛野良明国土交通省大臣官房審議官が全国におけるまちづくりの動きを紹介。広島県の酒蔵保存修理や長野県の海野宿伝統的建造物保存地区内で実施した道路美装化、全国における同計画の認定状況等について説明した。
有賀隆早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻教授は「人々の移動・流動が創り出す交流社会において歴史まちづくりが考えること」をテーマに基調講演。白河市を例に挙げ、中心市街地(旧城下町エリア)の「建造物・庭園・まち並み」を維持活用するとともに、東・大信・表郷地域(田園エリア)が持つ「農・食文化」をつないだ広域的な交流・連携の重要性について述べた。
「歴史まちづくりを通じた地方創生」と題したパネルディスカッションは舟引敏明宮城大学事業構想学部教授がコーディネーター、有賀教授がコメンテーターを担当。川瀧弘之東北地方整備局長をはじめ、各自治体の代表者がパネリストとして参加し、地域の歴史を生かしたまちづくりについて意見を交わした。
同サミット第1回は青森県弘前市で26年度に開催、今回は第2回となる。各自治体間の情報共有・連携強化とともに、新たな地域活性化への活力を見いだすことが目的。白河・弘前・多賀城・鶴岡市、国見・磐梯・桑折町の7市町代表者や市職員、地域住民ら約250人が参加した。
鈴木和夫白河市長は「歴史まちづくり法や景観法の制定など、ここ十数年でまちづくりの方向性が大きく変化している。各地域の歴史、文化的な資源を生かしながらまちをつくる時代に突入している。地域の素晴らしい資産を活用したまちづくりができるよう有意義な勉強会にしたい」、筒井智紀東北地方整備局建政部長が「各都市の先進的な取り組みや課題を共有し、歴史的まちづくりの裾野を広げたい。地域間の連携や協力により、地元のブランド力を高めて活性化につなげてほしい」とあいさつした。
梛野良明国土交通省大臣官房審議官が全国におけるまちづくりの動きを紹介。広島県の酒蔵保存修理や長野県の海野宿伝統的建造物保存地区内で実施した道路美装化、全国における同計画の認定状況等について説明した。
有賀隆早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻教授は「人々の移動・流動が創り出す交流社会において歴史まちづくりが考えること」をテーマに基調講演。白河市を例に挙げ、中心市街地(旧城下町エリア)の「建造物・庭園・まち並み」を維持活用するとともに、東・大信・表郷地域(田園エリア)が持つ「農・食文化」をつないだ広域的な交流・連携の重要性について述べた。
「歴史まちづくりを通じた地方創生」と題したパネルディスカッションは舟引敏明宮城大学事業構想学部教授がコーディネーター、有賀教授がコメンテーターを担当。川瀧弘之東北地方整備局長をはじめ、各自治体の代表者がパネリストとして参加し、地域の歴史を生かしたまちづくりについて意見を交わした。
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