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2018.03.23

復旧・復興事業/2地区の整備が完成/いわき管内 薄磯、沼ノ内で竣工式

いわき建設事務所と小名浜港湾建設事務所が整備を進めてきた薄磯、沼ノ内地区の復旧・復興事業が完成し22日、いわき平薄磯地内の現地で竣工式が行われ、関係者約100人が出席して待望の完成を祝った‌=写真​。
いわき管内の沿岸部は、従来の海岸堤防のみによる津波対策から、海岸、河川堤防の嵩上げ、防災緑地、道路など複数の手法を組み合わせた「多重防御」による防災力の高いまちづくりを目指した整備が進められている。
防災緑地は管内7地区で整備が進められており、薄磯、沼ノ内の2地区がこのほど完成した。両地区ではこのほか、薄磯地区海岸、豊間漁港、弁天川などの災害復旧、県道豊間四倉線の道路改良などが完成済みで、防災緑地の完成により両地区の復旧・復興事業が全て完了した。
式では鈴木正晃副知事が「津波被災地の安全、安心の確保に向けた総合的な防災力の高いまちづくりにより、市街地の安全性、利便性はもとより、地域の観光、交流の拡大につながることを期待する」とあいさつ。横山忠弘復興庁福島復興局長、吉田栄光県議会議長、清水敏男いわき市長らが祝辞を寄せた。
安田博道いわき建設事務所長が事業概要を説明。鈴木副知事、横山局長、清水市長らがテープカットした。


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