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2018.09.03

道路関係5団体/整備促進求め合同要望

国・県道等の道路整備関係5団体が30日、県と県議会に対し、整備促進を求める合同要望活動を行った。要望を受けた土木部の杉明彦部長は、要望個所の事業推進に理解を示すとともに、協力して道路整備予算の確保に努めていきたいと応じた。
要望したのは①福島県中・県南・会津地区国道協議会②福島空港県中・県北方部アクセス道路整備促進期成同盟会③猪苗代湖岸一周道路整備促進期成同盟会④三森道路整備促進期成同盟会(以上、会長・品川萬里郡山市長)と⑤郡山地域道路整備促進期成同盟会(会長・滝田康雄郡山商工会議所会頭)。品川会長はじめ前後公猪苗代町長、石森春男玉川村長、鈴木義孝三春町長、霜鳥勉郡山商議所開発事業部長ら構成市町村、団体の首長、副町村長、担当部局長が県庁を訪れた。
土木部では杉部長、鈴木良治技監と政策監、関係次長が応対した。
重点要望項目に挙げた猪苗代湖岸一周道路・一般県道湖南湊線の通行不能区間の整備促進については、杉部長が「本県の観光振興に重要な路線」とし、郡山市とで開いている勉強会で、必要性や既存道路の活用方法などを探るとともに「今後、関係市町とともに気運の醸成に努め、利用の方向性について連携して考えていきたい」と答えた。
三森道路・三森工区の未整備区間については、現在事業実施中のⅠ工区第2期施工区間で、構造物工事を推進し「引き続き早期完成に取り組む」と述べた。
郡山地域道路整備促成会からは国道288号・富久山バイパスの完全開通、全線拡幅整備と通行止め早期解除を要望。県は、用地が取得できた個所から順次整備を進めていくと応じた。
このほかの主な要望内容は次の通り。
◆県中・県南・会津地区国道協▽復旧・復興事業の推進と十分な予算確保▽風評被害を払拭するための道路の整備推進▽災害に強く地域経済の好循環のための道路ネットワーク等の整備推進▽道路ストックの老朽化対策充実▽地域の暮らしを守る道路予算確保◆福島空港アクセス道路促成会▽拡幅改良整備①川俣安達線・二本松市下川崎地内②本宮三春線・郡山市西田町土棚地内③古殿須賀川線・玉川村南須釜、石川町母畑地内④飯野三春石川線・石川町北山地内◆猪苗代湖岸一周促成会▽整備促進①湖南湊線②猪苗代湖南線③国道49号上戸・湊間◆郡山地域道路整備促成会▽予算確保①都市計画道路東部幹線、県道荒井郡山線②飯野三春石川線・黒木地区拡幅③国道294号・福良バイパス▽道路施設老朽化対策と防災・震災対策


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