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2012.06.01

昨年6月を上回る1072m3出荷 安全な南会津産木材

安全で安心な木材で需要に応えようと、南会津町内の事業所などで構成する南会津地方木材安定供給連絡協議会では、ある程度の規模の木材を市場に出荷する。震災後の23年の6月、南会津町針生の中間土場を利用した出荷(6035本、652m3)に続き、今年度は今回が初めて。前回を上回る1万1634本、1072m3を出荷する。
県が県産材使用の150戸住宅を補助、6月1日から1カ月間募集する「森を木づかう福島住まいる事業」や、「ふくしまの家復興住宅」の需要なども見越し、柱などの部材になる針葉樹を市場に出す。
約4000m2の中間土場に、これまでに切り出した木材を保管。南会津農林事務所、南会津町などが支援し、流通経路の低コスト化などにもつなげている。さらに、住宅などの建築資材のほか、端材となる部位はチップ化し、需要が見込めるバイオマス発電に利用することも可能。
南会津農林事務所などでは、木材の利用頻度がより増えるよう、南会津産の木材をPRしていく。開札は6月7日。

中間土場で出荷を待つ木材→


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