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2024.11.25

建築士会が応急危険度判定模擬訓練

県建築士会(遠藤一善会長)は21日、玉川村内で応急危険度判定模擬訓練を実施した。旧村営川辺住宅の家屋3棟を被災建築物に見立て破損状況を確認、判定した。
10月に開いた今年度講習会受講者を対象に、特定建築物調査員や行政職員ら25人が参加した。訓練に先立ち、たまかわ文化体育館で講習会を開き、県土木部建築指導課の熊田一憲主任建築技師と滑川雅樹専門建築技師が、ビデオを用いて判定の手順や注意事項を講義。模擬訓練の手順を説明した。
訓練は、被災した建築物の応急危険度判定を迅速、的確に行う技術者の養成が目的。参加者らは、対象住宅3棟をそれぞれW・S・RC造の被災建築物に見立て、2人1組で危険度を判定。判定実施本部へ調査結果を報告し、結果例と照合した。
同日、同体育館で応急危険度判定コーディネーター養成講習会も開いた。加藤敏史同課主幹兼副課長があいさつし、熊田主任建築技師が判定実施マニュアル、判定コーディネーターの役割を解説した。


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