福島建設工業新聞社

「人の駅・川の駅・道の駅」協議会(事務局=湯川村、会津坂下町)は今月9日から、26年開業を目標に整備を進めている道の駅の駅長候補者を募集している。民間企業で培った知識や経験などの経営ノウハウを道の駅運営に活かすのが狙いで、募集期間は来月3日まで。
湯川村と会津坂下町が、26年開業を目標に阿賀川と国道49号が交差する宮古橋周辺の湯川村佐野目地内に共同で整備を進めている「人の駅(河川防災ステーション)」、「川の駅(河川敷広場)」、道の駅(地域振興施設」の駅長候補者。募集人数は1人で採用予定日は10月1日。
業務は道の駅の開設準備から、今後設立を予定している管理運営組織の支援、道の駅の農産物直売所・物販施設・飲食施設などの設計および運営業務、3駅を活用した地域振興策の企画および実施業務などで、道の駅開業後は、3駅の経営全般についても担当する。
主な応募条件は、民間企業などで小売・流通、企画・宣伝、経営などの実務経験を10年以上有していることや地域活性化と街づくり活動、道の駅運営に意欲と情熱のある人、採用後は通勤時間45分以内に在住可能など。履歴書のほか、これまでの経験、経営ノウハウを道の駅運営にどのように活かしたいか、1600字以内にまとめた小論文も提出する。
書類審査および小論文審査による1次試験を8月中旬に実施して、2次試験となる個人面接を同26日、9月上旬に最終面接を行って採用者を決める。
申し込みなど詳しくは協議会事務局=湯川村役場地域振興課地域振興係電話0241(27)8831または会津坂下町役場政策財務部政策企画班電話0242(84)1504まで。