福島建設工業新聞社

郡山市が進める人と環境が調和した豊かなまちづくりについて、さまざまなイベント参加を通して楽しく学ぶ「人・環境フェスタin郡山2012」は30日、同市の郡山カルチャーパークで開かれた。県造園建設業協会郡山支部、市下水道工事協同組合、郡山管友会、郡山市などで構成する実行委員会(委員長=府中孝義県造園建設業協会郡山支部長)の主催。
開会式では原正夫郡山市長が「人と環境の調和を図りながら魅力と活力あるまちづくりを進めていくため、楽しく参加できるイベントを通して、環境とのかかわりを体感してほしい」とあいさつした。太田忠良市議会副議長、増子輝彦参議院議員が祝辞を述べた。
府中支部長、渡邉廣行市造園緑化協議会長が郡山市水と緑のまちづくり基金に各10万円を寄付、感謝状を受けた。原市長、太田和美衆議院議員、府中支部長らがテープカットした。
会場では、県造園建設業協会郡山支部が1000鉢のパンジーの花苗を緑の基金への寄付と引き換えに贈呈。市下水道工事協同組合による下水管を使った輪投げコーナー、市管友会のお楽しみ抽選会などが催された。
緑や下水道、除染に関する相談コーナー、自然エネルギーの紹介コーナー、環境や水道などの市事業PRコーナーも設置され、多くの市民がさまざまなイベントを通して人と自然など環境への関わりに対する理解を深めていた。

花苗のプレゼントを受け取る市民