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2012.11.13

全管連青年部/被災地を視察研修/いわきで会員交流事業

全国管工事業協同組合連合会(全管連)青年部協議会(中島誠照会長)は10日、いわき市で「会員交流事業」を行った。昨年10月の石巻市に続いて、東日本大震災の被災地での開催。本県の現状を視察研修した後、いわき産業創造館(ラトブ)で理事会→=写真=←を開き、今年度事業の実施状況を確認した。
被災地視察には約50人が参加。原発事故警戒区域境の様子や除染作業、津波被災地などをバスで視察した。
理事会では、総務部会が通常総会開催事業や、広報関連事業として①「アヒルのたまご」の発刊②「全管連ジャーナル」への寄稿③ホームパージの更新④メールマガジンの配信⑤環境問題研究事業報告書の作成-などを報告。事業部会は「会員交流事業」「会員サービス事業」について説明した。
引き続き、いわきワシントンホテルに会場を移して交流会も開き、中島会長があいさつした後、来賓を代表して松原文司県管工事協同組合連合会長が祝辞を述べた。蛭田光俊いわき管工事協同組合理事長の発声で乾杯し、会員の連携を深めた。

◎児童書2000冊を寄贈

全管連青年部協議会は、東日本大震災や東電福島第一原発事故で避難を余儀なくされている本県の図書館等に児童書2000冊を寄贈した。中島誠照会長、太田博之総務部会長、新田学理事(県管工事協同組合連合会青年部相談役)、全管連事務局の仲村信慶氏が11日、福島市の県立図書館を訪れ、篠木敏明館長に目録を手渡した。
同協議会は昨年の震災発生後、4月に岩手県釜石市での炊き出し活動、10月に宮城県石巻市での子供たちへの慰問活動など被災地を支援してきた。本県に対しては、絵本や童話、図鑑などの児童書を送ろうと会員数(約1600人)の冊子収集を目標に協力を呼びかけたところ、2000冊に上る図書が寄せられた。
中島会長が「全国の会員の想いが詰まった本なので役立てていただきたい」と目録を手渡し、篠木館長は「多くの子供たちに読んでもらえるよう活用を図りたい」と感謝の言葉を述べた。

(左から)篠木館長、中島会長、新田理事、太田部会長


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