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2012.11.19

代行試験員の技量維持向上/県生コン工組/第4回養成講習会開催

県生コンクリート工業組合は18日から3日間の日程で、第4回現場代行試験員養成講習会を開始した。
18日は郡山市の日本大学工学部で学科講習会を開き、県内の試験員117人が参加した。同組合の永田茂男共同事業委員長が「代行試験事業は本年度で10年目を迎えた。順調に推移してきたのも試験員の熱意のたまもの」とあいさつ。建材試験センターの津崎淳一検定業務室参与と真野孝次総務部副部長兼検定業務室長が講師を務め講習を開始した。
現場代行試験は生コン購入者が実施するスランプなどの試験業務を工場側が有料で代行する制度。県内では平成15年度からスタート。制度規定により3年ごとに講習会を実施している。
19日からは福島、郡山、いわき地区の工場で実技実習を行い①スランプ②空気量③温度④塩化物など7項目の試験を建材試験センターの技術専門職員の指導を受け実習する。
受講者には工業組合から「現場代行試験員証」、建材試験センターからは「コンクリート採取実務講習会修了証書」が発行される。

学科講習会であいさつする永田委員長


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