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2012.11.19

小高区浮舟会館を剪定・除草/県造園協相双支部/震災後初の奉仕活動

県造園建設業協会相双支部(岡田和雄支部長)は17日、震災後初の奉仕活動を旧警戒区域の南相馬市小高区の浮舟会館で行った。
除染や公共施設の復旧工事の遅れから住民が帰還できない小高区の復興に向け「区の中心施設である浮舟会館をきれいにして、住民に希望を持ってもらおう」と計画した。避難中の5社を含めて14社が参加。区役所側交差点の一角でツツジ、ヤマモモ等の剪定、付近の樹木の手入れと除草作業を行った。
旧小高町が合併前に友好関係にあった奄美大島から贈られたソテツは、枯れることなく生き残り参加者が剪定をした上で冬囲いを施した。
小高区は一部で家屋の解体作業などが行われているものの、警戒区域に指定されていたため、震災後樹木の管理が行われず雑草が伸び放題で、一時帰宅する住民から景観を心配する声が上がっていた。
参加会員は次の通り。
ダイショーフォレスト、大内庭樹園、大甕造園、コワタ、庭信造園、末永造園、東北造園、諸井緑樹園、浪江緑化、双葉グリーン土木、春松園、相馬造園土木、相馬グリーン、ミドリ環境建設

剪定と除草を行う参加者


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