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2012.11.29
復興へ早期完成を祈念/霊山道路起工式でクワ入れ/国道115号相馬福島道路
復興道路である国道115号相馬福島道路で、仮称・阿武隈東インターチェンジ(IC)から仮称・霊山ICまでの延長12km区間で整備を進める霊山道路の起工式は27日、伊達市霊山町石田地内の現地で行われた。東日本大震災からの早期復興を図るリーディングプロジェクトである相馬福島道路の早期完成、工事の安全を祈念し、仁志田昇司伊達市長らがクワ入れした。
東北地方整備局は、東北中央自動車道相馬~福島間を復興支援道路に位置づけ、相馬福島道路として緊急整備するため、23年11月に事業中の阿武隈東道路、霊山道路を含む相馬~霊山間の全区間を事業化した。このうち霊山道路は、国道115号現道が通る伊達市霊山町石田地内の急カーブ・急勾配、狭あい個所の解消などを目的に県が19年度に事業着手。20年度末からは東北地方整備局福島河川国道事務所が直轄権限代行で改築事業を進めており、今年3月から工事に着手した。
計画区間は起点側の霊山町石田地内から終点の同町下小国地内の12km。現道南側に2車線で整備し、幅員は一般部13・5m、トンネル部12m。区間内延長の約50%を占める構造物はトンネル7カ所(起点側から庄司渕、腰巡、金弁蔵、宝直、七ツ窪、馬舘山、境ノ目)、橋梁8橋(行合道橋、熊屋敷橋、広前橋、犬飼大橋、布川大橋、当保志橋、月舘高架橋、御代田跨道橋)を計画している。
起工式には地区住民や国、県、市関係者、施工者ら約50人が出席した。仁志田市長が「震災、原発事故後、国道115号の役割は高まっており、同事業の進ちょくが相双、内陸の復興、本市発展の起爆剤となる。今後も整備に全力で協力していく」とあいさつ。渡辺宏喜県土木部長は「県全体の振興に大きく寄与する事業で、一日でも早い完成に向け取り組みを全力で続けていく」と述べ、川瀧弘之東北地方整備局道路部長が事業遂行への協力・支援を呼びかけた。
亀岡義尚県議会議員、吉田一政伊達市議会議長が祝辞を寄せ、安部勝也福島河川国道事務所長が事業概要を説明した。続いて仁志田市長、高橋宣博桑折町長、渡辺部長、川瀧道路部長、安部所長、加藤眞司佐藤工業社長らが合同でクワ入れを行い、被災地の復興、工事の無事故・無災害、事業の早期完成を祈った。
クワ入れする仁志田市長ら
東北地方整備局は、東北中央自動車道相馬~福島間を復興支援道路に位置づけ、相馬福島道路として緊急整備するため、23年11月に事業中の阿武隈東道路、霊山道路を含む相馬~霊山間の全区間を事業化した。このうち霊山道路は、国道115号現道が通る伊達市霊山町石田地内の急カーブ・急勾配、狭あい個所の解消などを目的に県が19年度に事業着手。20年度末からは東北地方整備局福島河川国道事務所が直轄権限代行で改築事業を進めており、今年3月から工事に着手した。
計画区間は起点側の霊山町石田地内から終点の同町下小国地内の12km。現道南側に2車線で整備し、幅員は一般部13・5m、トンネル部12m。区間内延長の約50%を占める構造物はトンネル7カ所(起点側から庄司渕、腰巡、金弁蔵、宝直、七ツ窪、馬舘山、境ノ目)、橋梁8橋(行合道橋、熊屋敷橋、広前橋、犬飼大橋、布川大橋、当保志橋、月舘高架橋、御代田跨道橋)を計画している。
起工式には地区住民や国、県、市関係者、施工者ら約50人が出席した。仁志田市長が「震災、原発事故後、国道115号の役割は高まっており、同事業の進ちょくが相双、内陸の復興、本市発展の起爆剤となる。今後も整備に全力で協力していく」とあいさつ。渡辺宏喜県土木部長は「県全体の振興に大きく寄与する事業で、一日でも早い完成に向け取り組みを全力で続けていく」と述べ、川瀧弘之東北地方整備局道路部長が事業遂行への協力・支援を呼びかけた。
亀岡義尚県議会議員、吉田一政伊達市議会議長が祝辞を寄せ、安部勝也福島河川国道事務所長が事業概要を説明した。続いて仁志田市長、高橋宣博桑折町長、渡辺部長、川瀧道路部長、安部所長、加藤眞司佐藤工業社長らが合同でクワ入れを行い、被災地の復興、工事の無事故・無災害、事業の早期完成を祈った。
クワ入れする仁志田市長ら
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