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2012.12.27

一般・高速道の渋滞対策対象個所を近く特定/県渋滞対策連絡協議会

県渋滞対策連絡協議会(会長=安部勝也東北地方整備局福島河川国道事務所長)は26日、福島市で今年度第4回会合を開き、パブリックコメントを反映した主要渋滞個所案を協議した。協議を踏まえ案を一部修正し、近く特定した渋滞個所を公表する。次回会合でソフト・ハード対策を検討する。
同協議会は、県内における渋滞対策に関する総合的な整備計画の策定などを目的に、国・県はじめ道路交通に関係する行政機関、団体で構成する。今年度はこれまでの会合で県内の一般道路、高速道路の主要渋滞個所を抽出。パブリックコメントを行い、道路利用者から意見を集めた。
一般道路における渋滞個所の抽出基準は、年間平均旅行速度が時速20km以下などの交差点。継続的に渋滞が発生している地点だけでなく、休日や積雪時等の渋滞発生地点も対象とした。
福島河川国道事務所で開いた第4回会合では、安部所長が「渋滞による時間損失等をなくして、福島の復興に貢献したい」とあいさつ。事務局がパブリックコメントで指摘された新たな渋滞個所などを盛り込んだ案を示し意見交換した。
一般道路は143カ所で、交差点が連担し速度低下区間が連続しているなど、渋滞の影響が一連で説明できる個所を「区間」、混雑区間が面的に広がっている個所を「エリア」として分類し、4エリア(24区間・37カ所+8カ所)、26区間(43カ所)、55カ所に集約整理した。高速道路は4区間を提示した。
委員からは、震災前と比べ交通の流れが変化している、いわき地区の渋滞個所について再確認を求める意見が出た。

渋滞個所の特定に向けて協議した第4回会合


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