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2013.02.21
八溝マテリアルがコンビネーション技術を公開/第2回県除染技術実証試験
県は19日、白河市の県建設業協会県南支部の会館駐車場で今年度第2回県除染技術実証事業実地試験を行った。
環境保全に力を入れる八溝マテリアル(藤田和彦社長)が公開したのは、バイオエクストロン工法と鉄キレート剤等によるふき取りのコンビネーションによるコンビネーション除染技術。
実証実験では、線量を事前に測定した後、天然素材の重曹を混入した溶液で舗装面などを高圧で洗浄し、排水をろ過し、回収した。
高圧洗浄に適さない構造物などについては、金属イオンを遮る鉄キレート剤を含ませたウェットシートでふき取り、放射線量のレベルを確実に下げた。
単純に見える「ふき取り」には大きな効果があり、ふき取るのはシート1枚あたり約1・5平方㍍程度とし、新しいものに交換しながら線量を下げる。
作業者は、作業着、手袋、マスク等の一般的な被ばく対策に加えて、慎重に内部被ばくの低減を行った。
実験は佐藤史裕県生活環境部除染対策課主査、井出雄治同課技師と、矢吹篤史八溝マテリアル環境安全事業部長らが中心となって行い、環境省福島環境再生事務所県北、県中・県南支所からも担当者が訪れ、除染技術を視察した。
高圧洗浄とふき取りによる除染
環境保全に力を入れる八溝マテリアル(藤田和彦社長)が公開したのは、バイオエクストロン工法と鉄キレート剤等によるふき取りのコンビネーションによるコンビネーション除染技術。
実証実験では、線量を事前に測定した後、天然素材の重曹を混入した溶液で舗装面などを高圧で洗浄し、排水をろ過し、回収した。
高圧洗浄に適さない構造物などについては、金属イオンを遮る鉄キレート剤を含ませたウェットシートでふき取り、放射線量のレベルを確実に下げた。
単純に見える「ふき取り」には大きな効果があり、ふき取るのはシート1枚あたり約1・5平方㍍程度とし、新しいものに交換しながら線量を下げる。
作業者は、作業着、手袋、マスク等の一般的な被ばく対策に加えて、慎重に内部被ばくの低減を行った。
実験は佐藤史裕県生活環境部除染対策課主査、井出雄治同課技師と、矢吹篤史八溝マテリアル環境安全事業部長らが中心となって行い、環境省福島環境再生事務所県北、県中・県南支所からも担当者が訪れ、除染技術を視察した。
高圧洗浄とふき取りによる除染
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