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2013.02.26
県電設業協会/会津医療センターで見学会/BCP病院のポイントなど学ぶ
県電設業協会(松﨑勉会長)は22日、今年度第2回現場研修会を開き、会津若松市河東町で建設が進む県立医科大学会津医療センターを見学した。同病院は災害発生時でも業務継続を可能にする本格的なBCP(事業継続計画)対応病院で、参加者はBCPの電気設備的対応ポイントなどを学んだ。
現場研修会は、会員の施工技術の共有化を図り、施工管理のあり方など技術力や知識の向上などを目的に実施しているもので同協会独自の継続教育制度(CPD)認定研修会。同センター電気設備は大槻電設工業・目黒協業商会・佐藤電設JVの施工で、工事を監督する会津若松建設事務所の協力で実施した。
会員事業所の代表や技術者など23社から合わせて38人が参加した。初めにJV現場事務所で会津若松建設事務所の末永良一主幹があいさつ。澁谷修専門建築技師が工事概要、田中剛専門電気技師が災害対策「BCP」などについて説明した。
参加者は2班に分かれて施設内の施工状況などを見学。BCP対応の電気室や防災センターなどのほか、病室のベッド環境を充実させる環境照明や搬送時の患者の視覚に配慮した誘導灯などの最新設備を見学した。
BCP(ビジネス・コンティニュイティ・プラン)は、災害を受けた場合でも重要業務を継続し、早期復旧を可能とするための手法・手段で、同病院では東日本大震災の経験を生かし電気設備的対応を充実させた。インフラ途絶対策では別変電所2回線受電、非常用発電設備は当初より1台増設し2台とし、運転時間も4日分確保した。停電対策では無停電電源装置を設置し、配電線を2回線に分けて引き込んでいる。燃料灯油は6万㍑を貯槽。さらに被災状況に応じて段階的に電力供給エリアの制限も想定した設備とした。
同センターは5月11日のオープンが予定されているRC造6階建て(免震構造)延べ約2万3200平方㍍。226床、総事業費約111億円。
現場研修会は、会員の施工技術の共有化を図り、施工管理のあり方など技術力や知識の向上などを目的に実施しているもので同協会独自の継続教育制度(CPD)認定研修会。同センター電気設備は大槻電設工業・目黒協業商会・佐藤電設JVの施工で、工事を監督する会津若松建設事務所の協力で実施した。
会員事業所の代表や技術者など23社から合わせて38人が参加した。初めにJV現場事務所で会津若松建設事務所の末永良一主幹があいさつ。澁谷修専門建築技師が工事概要、田中剛専門電気技師が災害対策「BCP」などについて説明した。
参加者は2班に分かれて施設内の施工状況などを見学。BCP対応の電気室や防災センターなどのほか、病室のベッド環境を充実させる環境照明や搬送時の患者の視覚に配慮した誘導灯などの最新設備を見学した。
BCP(ビジネス・コンティニュイティ・プラン)は、災害を受けた場合でも重要業務を継続し、早期復旧を可能とするための手法・手段で、同病院では東日本大震災の経験を生かし電気設備的対応を充実させた。インフラ途絶対策では別変電所2回線受電、非常用発電設備は当初より1台増設し2台とし、運転時間も4日分確保した。停電対策では無停電電源装置を設置し、配電線を2回線に分けて引き込んでいる。燃料灯油は6万㍑を貯槽。さらに被災状況に応じて段階的に電力供給エリアの制限も想定した設備とした。
同センターは5月11日のオープンが予定されているRC造6階建て(免震構造)延べ約2万3200平方㍍。226床、総事業費約111億円。
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