福島建設工業新聞社

今月4日に設立した会津大学復興支援センターの設立記念フォーラムは19日、会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれた。
「地域発のICT拠点と新しい産学連携―福島県の復興のために」と題して開かれ、関係者や一般市民合わせて約100人が出席した。角山茂章会津大学理事長が「福島に雇用を創りだす。会津で動き出すことが福島にとって大きな一歩となる」とあいさつ、石井浩会津地方振興局長、室井照平市長、滝本浩司東北経済産業局地域経済部長が祝辞を述べ、会津のICT拠点化実現へセンターの活躍を期待した。
伊東千秋富士通総研相談役が基調講演。続いて岩瀬次郎会津大学復興支援センター長をコーディネーターに宮澤洋一ナディス社長、山田純クアルコムジャパン特別顧問、久田雅之会津ラボ社長、宮崎敏明会津大学コンピュータ理工学部教授がパネルディスカッションを行い、雇用創出による復興を実現するため支援センターを生かした産学連携の新たなスタイルなどについて意見を交換した。

あいさつする角山理事長