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2013.05.21

14チームが技能競う/郡山市で第44回クレーン運転・玉掛け技能競技全国大会

ボイラ・クレーン安全協会(唐沢正義会長)は18日、郡山市の福島事務所で第44回クレーン運転・玉掛け技能競技全国大会を開き、本県からの3チームを含む全14チーム42人が技能を競った。
同協会が昭和43年に提唱したクレーンの日にちなみ、昭和44年に第1回大会を開き、第37回大会から福島事務所で全国大会を開いている。
開会式であいさつした唐沢会長は「クレーン運転・玉掛けは、貨物運送などの物流・流通や建設現場での重要な技能であり、沈着・冷静に競技に取り組み、日ごろの技能・技術を発揮してほしい」と述べた。
来賓として、岩澤俊輔厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課安全衛生機関検査官、河合智則福島労働局長らが出席した。
選手宣誓では、合同製紙船橋製作所の茶谷勝選手が誓いの言葉を述べた。
競技は①玉掛け及び合図②クレーン運転③質量目測等の3種目。成績は30日に発表し、表彰式を6月12日に行う。
玉掛け競技は、クレーン運転士と玉掛け者2人が役割を分担し、指示を掛け合い課題に取り組んだ。円筒状のつり荷(長さ3㍍、直径0・45㍍、質量約0・6㌧)にワイヤーロープを掛け、床面から概ね1㍍まで巻き上げて停止させ、90度回転させた後に巻き下げ、着地までの一連の作業を制限時間内で行った。
クレーン運転では、指定された運転ゾーンでクレーンを操作し、円筒状のつり荷(同)を移動しながらコースに沿った運転技能を競う。
参加企業は、丸三製紙(福島)、IHI原子力セクター横浜第一工場、合同製鐵船橋製造所、ジャパン・マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場、産業振興釜石事業所、船橋機工、日立製作所インフラシステム社土浦事業所、神戸製鋼所真岡製造所、東京製鐵宇都宮工場A、同B、東京鋼鐵小山工場、東開工業(福島)、神戸製鋼所真岡製造所協力会・一伸工業、IHI機械システム本宮事業所。


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