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2013.06.14

職業能力開発協会・東北をものづくりの拠点に/6県300人出席し東北大会

「社会経済情勢の変化に対応できる人材の育成を」を大会テーマに、第45回東北職業能力開発促進大会が13日、猪苗代町のリステル猪苗代で開かれた。功労者を表彰し「ものづくり技術・技能の継承と社会的評価の向上」をアピールする大会宣言を採択した。
東北職業能力開発協会(会長=福井邦顯福島県職業能力開発協会長)の主催。東北6県から関係者合わせて約300人が出席した。はじめに福井会長が「次世代を担う若者にものづくりの魅力を伝え、時代の変化に対応できる人材を育成していかなければならない。東北をものづくりの拠点地域として形成していく」とあいさつし、前後公猪苗代町長が歓迎の言葉を述べた。続いて永年の職業訓練と技能検定事業を通して協会発展に功績のあった功労者各県6人合わせて36人を表彰した。星春男県商工労働部長、斎藤健治県議会議長、青木豊県中央職業能力開発協会理事長が「確かな技術と能力で、東北の復興と商工業振興に力を発揮してください」などと祝辞を述べた。永山龍雄福島県職業能力開発協会副会長が大会宣言を行い、出席者全員で職業能力開発の促進を誓い合った。
會津藩校日新館の宗像精館長が「新島八重を育てた精神から現代を学ぶ」と題して記念講演し、最後に次期開催県の秋田県職業能力開発協会の高橋昌一会長があいさつした。
本県関係の受章者は次の通り。
◆職業訓練▽大石定雄(福島職業訓練技能協会)三瓶一夫(郡山職業訓練協会)渡部光夫(会津職業訓練協会)◆技能検定▽清水富男(パナソニック福島工場梅津良子(今泉女子専門学校)古川正幸(花正)


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