福島建設工業新聞社

県職業能力開発協会・県技能振興コーナーは5日、伊達市のりょうぜんこどもの村内にある遊びと学びのミュージアムで、小学生の親子らを対象にものづくり体験教室を開いた。
午前と午後の2回行い、計60人が参加した。ものづくりマイスターの新肇創苑社長が講師を務め、苔や石、砂利などを使いガラス瓶の中に小さな箱庭を再現する「苔テラリウム」を製作した。
新社長の案内で採取した苔を使って、炭と砂利を敷いたガラス瓶の中に苔や石、人形などを置き、霊山の自然風景を創り出した。
ものづくり体験教室は厚生労働省が2013年度に創設した委託事業。技能離れが進む若年層に、ものづくりの楽しさを伝え、技能への興味と関心を喚起することを目的としている。