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2013.08.29

会津若松市/電子入札導入で説明会/利用者登録来月2日から

会津若松市は28日、市文化センターで電子入札システム導入に伴う入札制度説明会=写真=を開いた。適用となるのは11月1日以後の開札案件で、システム利用者登録は9月2日から受け付ける。予定価格が5000万円を超える工事については、早ければ10月11日以後の公告案件から対象になる。
電子入札を円滑に運用するため、事業者の理解形成を図ろうと開いたもので、市内・準市内業者を対象に約160人が出席した。初めに江川辰也総務部長が「公平性、透明性の向上が図られるとともに電子閲覧で利便性も高まる」とあいさつし、システム導入へ理解と協力を求めた。
棚木ひろみ市契約検査課主幹が電子入札導入による入札制度改正点や入札公告から開札、落札者決定までの事務フローなどについて説明。市電子入札システムの運用保守業務を行う日立システムズ東北支社の担当者が、パソコンの環境設定やシステムへの登録手順などについて解説した。
電子入札の対象となるのは、予定価格が130万円超の工事と50万円超の測量・設計業務委託の制限付一般競争入札で、開札日が11月1日以後の案件。入札前の参加申し込みが不要なダイレクト入札を導入し、設計図書も原則として電子閲覧で提供する。同価格入札の場合は「電子くじ」で順位を決める。落札候補者は入札参加資格審査関係書類と併せて工事費内訳表または価格内訳書を提出することになる。


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