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2013.09.09

待望の新校舎完成を祝う/市復興のシンボル・本宮二中/本宮市

本宮市立本宮第二中学校の新校舎落成式は7日、本宮市の同校体育館で行われた。出席者は生徒・市民らが待ち望み、同市復興のシンボルとなる新施設の完成を祝った。
式典には高松義行市長ら市関係者、同校教職員・生徒、小島健二真島・建築設計事務所社長、菅野泰助菅野建設工業社長、松本邦夫石橋建設工業副社長、佐々木嘉宏佐々木電気商会社長、小山宏小山設備社長ら来賓、合わせて約400人が出席した。
開式に先立ち生徒会長の高橋準太君が「新校舎の建設に携わってくれた多くの方々に感謝し、施設を大切に使い、その伝統を後輩たちに伝えていきます」と謝意を表した。高松市長は「被災した県内小・中学校で、最も早く新築復旧工事が完成したことは大きな喜び。施設建設に尽力いただいた皆さんに感謝したい」と式辞を述べた。
作田博市議会議長、武藤成也校長があいさつ。増子輝彦参議院議員、佐藤政隆県議会議員が祝辞を寄せた。埼玉県上尾市立上平中学校2年生の末永駿也君と野本聖菜さんが復興応援メッセージを読み上げた。
地域住民らの指導を受けた生徒3人も参加した「荒井の太々神楽」の演舞、同校吹奏楽部による演奏、応援団生徒の応援実演のアトラクションが式典に花を添え、出席者は待望の新施設完成を祝い合った。
新校舎の規模は、RC造3階建て延べ3750平㍍。工期は7月。設計・監理は真島・建築設計事務所が担当した。施工は、建築主体が菅野建設工業、電気設備が佐々木電気商会、機械設備が小山設備。
新体育館はSRC造平屋1219平方㍍で2月に完成。設計・監理担当は同事務所。施工は、建築主体が石橋建設工業、電気設備が佐々木電気商会、機械設備が佐藤商会。荒井字団子森地内。


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