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2013.09.09

縦貫北・湯川南ICまで開通/佐藤知事らテープカット

国道121号会津縦貫北道路の湯川北・湯川南IC間開通式が8日、湯川村笈川の現地で行われた。全区間13・1㎞のうち、23年に起点の喜多方IC・湯川北IC間7・9㎞が供用。今回、25年5月に開所した県立医大会津医療センター近接の湯川南ICまでの2・2㎞が開通し、特に医療の面で道路の整備効果が格段に向上する。残る会津若松ICまでの3キは27年度開通が確定している。
開通式前に行われたウォーキング参加者も見守る中、開通式で佐藤知事、大塚節雄湯川村長、小池剛東北地方整備局長があいさつ。大塚村長は「医療充実はあらゆる世代が求めるもの」と、周辺自治体を代表し、医療機関近接のインター設置に感謝の言葉を述べた。来賓の菅家一郎、小熊慎司の両衆議院議員、増子輝彦、荒井広幸両参議院議員が祝辞を述べた。酒井洋一東北地方整備局郡山国道事務所長が事業報告した。
交通環境改善、医療、広域観光に加え、防災面での効果が期待できる。湯川村は会津平野のほぼ中央に位置し、ほとんどが浸水想定区域にある。酒井所長は「万が一浸水しても、高さ最大8㍍ある縦貫道路が緊急避難場所としても活用できる」と確実な交通路として縦貫北道路を紹介した。
ふくしま八重隊のパフォーマンスに続き、佐藤知事や来賓、地元小学生らが盛大にテープカットし、開通を祝った。式には会津方部施工者の会津土建、秋山ユアビス建設、穴澤建設、共立土建、三立土建、東和JV(東栄建設、渡部産業)、渡部工務所、リードエレテックの代表らが出席した。


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