トピックス

2013.09.26

若松建設やってみっ会・会津藩公行列に参加/滋賀の応援派遣・柴田さんも武者姿で

23日に会津若松市で行われた「会津藩公行列」では、會津若松建設祭倶楽部やってみっ会が今年も応援参加し、会津藩奴隊として行列の先導を務めた。また災害復旧・復興支援で滋賀県から派遣されている柴田昌徳さん(建築部所属)も鎧、兜を身に着けた武者姿で行列に参加し市内中心部を勇壮に練り歩いた。
会津藩公行列は、会津の秋を彩る会津まつりのメーン行事。蒲生氏郷や上杉景勝、松平容保など歴代藩公や新選組、會津白虎隊、二本松少年隊などに扮し、昨年を100人以上も上回る総勢約600人の行列が市内中心部を練り歩き、勇壮な歴史絵巻を繰り広げた。今年はNHK大河ドラマ「八重の桜」に出演し、会津藩家老の梶原平馬役の池内博之さんと八重の兄山本覚馬の娘みね役の三根梓さんがゲストとして特別参加した。
柴田さんは、滋賀県職員で、本県の復旧・復興を応援するため今年4月に会津若松建設事務所に派遣された。建築技師で1級建築士の資格を持ち、事務所所管の復興公営住宅関連(古川解体)工事と県立会津工業高校機械科実習棟改築工事の工事監理業務を担当している。
柴田さんも同会のメンバーだが、行列では戊辰戦争で活躍した白河歴史文化研究会甲冑塾が扮する「白河口隊」の隊員として参加した。柴田さんは「会津まつりがこんなに素晴らしいとは知らなかった。多くの人のおかげで参加できて最高の気分です。これからも通常業務はもちろん観光PRなど福島の復興のお手伝いをしていきたい」と話した。
やってみっ会は、事務所職員有志で組織する地域の元気応援団。地域の人々と連携を深めて地域の活性化が目的で、イベントや地域づくり活動、清掃ボランティアなどに参加している。藩公行列は今年が6回目で9人の職員が参加した。柴田さんに会津まつりの素晴らしさと復興に取り組む市民ら多くの関係者の姿を肌で感じてもらい、派遣元でも福島、会津の現状について積極的にPRしてもらおうと参加要請。奴隊のメンバーは参加人数に制限があることから、同会の名誉顧問で白河甲冑塾メンバーの大和田章さんに協力を依頼し実現した。同会からは柴田さんと吉田裕さんの2人が塾生20人と一緒に武者姿で行列を行った。
また、諏江会長と矢澤敏幸企画調査課長らは応援部隊として参加。「がんばれ会津藩奴隊・白河歴史文化協会甲冑塾」と記された手作りの横断幕を広げて、沿道から参加者にエールを送っていた。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧