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2013.10.01

伝統の技で避難民を激励/若鳶連/飯舘村民の仮設住宅ではしご乗り披露

県鳶土木工業連合会の若手で組織する県若鳶連合会(平浩司会長)と県北鳶土木業協同組合(渡辺兼光理事長)は29日、飯舘村の避難住民を励まそうと福島市の松川第2工業団地仮設住宅で伝統の木遣り、纏振り、はしご乗りを披露した。
同連合会は3月に開いた総会で、復興支援活動の実施を決定。鳶の伝統・文化を披露し、仮設住宅に暮らす避難住民を勇気づけようと、いわき市、会津若松市、南相馬市で開催、今回は4回目となる。
若鳶連合会の福島・郡山・須賀川・相双・いわき・会津の6支部から若鳶41人、県北鳶土木業協同組合から親鳶12人が参加、仮設住宅に暮らす約200人を前に勢ぞろいした。菅野典雄飯舘村長が「村民の皆さんに元気を出してもらうため鳶の方々に伝統の技を見せていただくことになった。前を向いて進みましょう」とあいさつ。渡辺理事長が鳶の歴史と伝統文化について説明した。
親鳶の木遣り唄に合わせて若鳶が纏振りを披露、はしご2基を使って各支部の代表の太夫が、はしご乗りの妙技を次々に披露すると会場は拍手と歓声に包まれた。


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