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トピックス
2013.11.19
区間75%が工事段階に/相馬福島道路・阿武隈東~阿武隈が起工
国道115号相馬福島道路阿武隈東~阿武隈の起工式が16日、相馬市東玉野地内の現地で行われ、関係者が多数出席し事業化から約2年での着工を祝い、早期完成へ決意を新たにした。同区間の着工により相馬福島道路の約75%が工事段階に入った。残る霊山~福島は今年5月の事業着手から概ね1年の26年度前半の着工を目標としている。
復興支援道路・相馬福島道路は、常磐自動車道・相馬ICから東北自動車道・福島北JCT(仮称)までの45㌔。5分割し事業を実施中で①相馬西道路②阿武隈東道路③阿武隈東~阿武隈④霊山道路―の4区間、相馬~霊山約33・7㌔が着工となった。1日現在の事業進捗率は相馬西約20%、阿武隈東約90%、霊山約30%。霊山~福島は道路・橋梁予備設計など調査設計を全面展開するとともに、1工区の用地測量調査、用地幅杭設置を開始している。
阿武隈東~阿武隈は、勾配が厳しい国道115号相馬~霊山の中で比較的平たんな相馬市東玉野から伊達市霊山町石田地内までの5㌔区間。主要構造物(いずれも仮称)は1号橋(33・5㍍)、2号橋(43・7㍍)、霊山側・阿武隈ICのランプ橋となる石田川橋(オンランプ18・8㍍、オフランプ26・5㍍)。阿武隈ICと相馬側・阿武隈東ICはハーフICで、阿武隈は福島側、阿武隈東は相馬側の出入口に限定する。他区間同様の標準幅員13・5㌔の2車線道路だが、同区間の一部には追い越し車線を設ける。
23年11月に事業化し、24年10月に用地に着手。今年10月末までの約1年間で用地進捗率は97%に達している。保安林解除、埋蔵文化財調査等が完了した個所から工事を発注しており、今年度に入り、堤下地区構造物工事(1号橋下部工、石田地内函渠工など)をピーエス三菱、東日向地区道路改良工事(両IC付近の切土・盛土工、橋梁下部工など)を佐藤工業、堤下地区道路改良工事(石田地内の本線改良工)を森組に発注した。1号橋~阿武隈東ICの玉野地区道路改良工事は入札手続き中。
起工式は県、相馬市、伊達市、東北地方整備局福島河川国道事務所の共催で、東玉野字堤下地内の1号橋建設予定地東側で行われた。亀岡偉民衆議院議員、増子輝彦参議院議員、県・市議会議員、森島修ピーエス三菱東北支店長、佐藤勝也佐藤工業社長ら約60人が出席した。
立谷秀清相馬市長、仁志田昇司伊達市長が「われわれの悲願であり、浜・中通りの復興に大きく貢献する」、遠藤光一県土木部技監が「本県の復興をさらに加速化するもの」と同区間の着工と相馬福島道路の順調な進捗を喜び、早期完成に期待を寄せた。事業主体となる川﨑茂信東北地方整備局道路部長は「2年での着工という円滑な事業推進は関係者の協力、支援のたまもの。相馬福島道路の一日も早い完成へ最大限努力していく」と早期完成へ強い決意を示した。髙橋宣博桑折町長、菅野典雄飯舘村長らが祝辞を述べた。
安部勝也福島河川国道事務所長が事業経過を報告した後、立谷・仁志田両市長、遠藤技監、川崎部長らがクワ入れした。
復興支援道路・相馬福島道路は、常磐自動車道・相馬ICから東北自動車道・福島北JCT(仮称)までの45㌔。5分割し事業を実施中で①相馬西道路②阿武隈東道路③阿武隈東~阿武隈④霊山道路―の4区間、相馬~霊山約33・7㌔が着工となった。1日現在の事業進捗率は相馬西約20%、阿武隈東約90%、霊山約30%。霊山~福島は道路・橋梁予備設計など調査設計を全面展開するとともに、1工区の用地測量調査、用地幅杭設置を開始している。
阿武隈東~阿武隈は、勾配が厳しい国道115号相馬~霊山の中で比較的平たんな相馬市東玉野から伊達市霊山町石田地内までの5㌔区間。主要構造物(いずれも仮称)は1号橋(33・5㍍)、2号橋(43・7㍍)、霊山側・阿武隈ICのランプ橋となる石田川橋(オンランプ18・8㍍、オフランプ26・5㍍)。阿武隈ICと相馬側・阿武隈東ICはハーフICで、阿武隈は福島側、阿武隈東は相馬側の出入口に限定する。他区間同様の標準幅員13・5㌔の2車線道路だが、同区間の一部には追い越し車線を設ける。
23年11月に事業化し、24年10月に用地に着手。今年10月末までの約1年間で用地進捗率は97%に達している。保安林解除、埋蔵文化財調査等が完了した個所から工事を発注しており、今年度に入り、堤下地区構造物工事(1号橋下部工、石田地内函渠工など)をピーエス三菱、東日向地区道路改良工事(両IC付近の切土・盛土工、橋梁下部工など)を佐藤工業、堤下地区道路改良工事(石田地内の本線改良工)を森組に発注した。1号橋~阿武隈東ICの玉野地区道路改良工事は入札手続き中。
起工式は県、相馬市、伊達市、東北地方整備局福島河川国道事務所の共催で、東玉野字堤下地内の1号橋建設予定地東側で行われた。亀岡偉民衆議院議員、増子輝彦参議院議員、県・市議会議員、森島修ピーエス三菱東北支店長、佐藤勝也佐藤工業社長ら約60人が出席した。
立谷秀清相馬市長、仁志田昇司伊達市長が「われわれの悲願であり、浜・中通りの復興に大きく貢献する」、遠藤光一県土木部技監が「本県の復興をさらに加速化するもの」と同区間の着工と相馬福島道路の順調な進捗を喜び、早期完成に期待を寄せた。事業主体となる川﨑茂信東北地方整備局道路部長は「2年での着工という円滑な事業推進は関係者の協力、支援のたまもの。相馬福島道路の一日も早い完成へ最大限努力していく」と早期完成へ強い決意を示した。髙橋宣博桑折町長、菅野典雄飯舘村長らが祝辞を述べた。
安部勝也福島河川国道事務所長が事業経過を報告した後、立谷・仁志田両市長、遠藤技監、川崎部長らがクワ入れした。
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