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2014.01.08

県建協青年部若松方部会/十日市に「どぼくカフェ」出店/建設業の魅力広く発信

県建設業協会青年部若松方部会(成田幸男部会長)は、10日に開かれる会津若松市の冬の風物詩・十日市で「どぼくカフェ」を出店する。復旧復興パネル写真やビデオなどを上映、建設業に係るさまざまな話題や活動内容を紹介。来店した学生らとの意見交換の場も設ける。会員企業が新分野進出で取り組んでいる店舗経営のノウハウを生かし、喫茶やイチゴ、会津木綿など地元特産品の販売コーナーも設ける。400年以上の伝統を持つ会津地方最大の初市を利用して、建設業界のイメージアップを狙う。
県建設業協会若松・宮下両支部、県建設業協会青年部事業広報委員会、会津若松市建設業組合の後援で、今回初めて企画した。東日本大震災や新潟・福島豪雨災害からの復旧・復興で、昼夜を問わずライフラインの確保など復旧作業に取り組んだ建設業への期待や存在意義が高まっている一方で、若手技術者の育成や入職促進などの課題を抱えたままの建設産業界。公共事業を通して地域社会の安全、安心や雇用確保に貢献している地元建設業の活動、使命や役割を広くPRしたいと、土木学会が全国各地で開催している「どぼくカフェ」を参考に、昨年秋口から出店準備を進めていた。
十日市は毎年15万人超が訪れる会津地方の伝統行事。市内中心部の神明通りや大町通りに、縁起物や民芸品など約400店舗が並ぶ。
どぼくカフェは、大町通り沿いの大町1丁目地内にあるカネマンパーキング内の貸店舗を利用。震災や豪雨災の復旧復興工事のパネル写真や除雪作業など建設業の仕事ぶりを紹介するビデオを上映するほか、会員の若手経営者が、来場した学生らと建設業の魅力や将来のインフラ整備について意見交換する場も設ける。時間は正午~7時。
休憩コーナーには、オリジナルコーヒーや甘酒(1杯100円)を用意。三島町産イチゴ、昭和村産えごまドレッシング、会津木綿の小物類、会津馬刺し、民芸品の張子など会員企業の新分野進出商品や地元の特産品などの販売コーナーも設ける。来場者には先着で重機キーホルダー(高校生以下)やホッカイロ、奥会津の間伐材を利用した箸を贈呈する。
参加会員は入谷康之(入谷建設工業)、三瓶貴裕(共立土建)、須藤研二(武田土建工業)、田中誠二郎(田中建設工業)、成田幸男(成田木材建設)、佐藤秀勝(丸秀組)、上野清範(マルト建設)、星貴英(会津土建)、堀井祐次(堀井建設)、金子保彦(金子建設)、佐久間秀夫(佐久間建設工業)、滝沢康成(山十建設)、長谷川貴宏(大和建設工業)の各氏で、オブザーバーとして小野太成氏(東北土木)、カフェの店長は三瓶氏が務める。
成田部会長は「建設業の魅力を多くの人に伝え、業界のイメージアップと若者の入職促進につなげたい」と意気込んでいる。


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