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2014.01.31

一般基準の1・5倍の耐震強度/三春町役場庁舎の改築事業説明会

役場庁舎の改築事業を進める三春町は30日、三春交流館まほらで基本設計中間報告の町民説明会を開いた。今後、町民意見等を基に2月中に基本設計を完了させて実施設計に移行、6月議会で建設工事請負契約案の承認を得たい考え。工事費は9億6000万円(消費税別)を見込み、27年内の完成を目指す。
説明会には町民ら約60人が参加。鈴木義孝町長が「現庁舎は耐震ランクDで、改修等の検討を始めようとした矢先に震災を受け、役場庁舎内に対策本部を設けられなかった苦い思いがある。町民の意見を踏まえて基本設計をまとめ、早急な庁舎整備につなげたい」とあいさつした。
プロポーザル競技により選出の環境デザイン研究所が、S造3階建てで屋根裏倉庫や中2階などを備えた延べ2792・1平方㍍とする基本設計案を説明。1、2階に大部分の課機能を集中させた低層型庁舎で一般基準の1・5倍の耐震強度を確保すること、高性能断熱や熱負荷抑制ルーバーなどによる省エネ対策などのコンセプトを示した。町民からは雪対策としての屋根の形状や議会機能への提案などが寄せられた。


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