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2024.06.12

県土木部が真野川で水防訓練/建協相馬支部等参加

県土木部は9日、南相馬市鹿島区の真野川河川敷で水防訓練を実施した。本格的出水期を迎える前に水防活動の重要性を周知、啓発した。
開会式では統裁を務める矢澤敏幸同部長が「水防の第一線における活動は県民の生命財産を守るのに欠かせない。訓練を通じ水防技術の向上につなげよう」とあいさつした。
水防工法訓練は大雨により堤防法面が洗堀したことを想定し、相双管内市町村消防団と県建設業協会相馬支部の約200人が参加して行った。各消防団が木流し工、シート張り工、積み土のう工を実施。同協会相馬支部はクレーンやバックホウ等の重機を用意し、大型土のう工を実践した。
河川の中州に取り残された人員を想定した人命救助訓練も実施。県消防防災航空センターの救助ヘリと相馬地方広域消防本部の車両が連携し、救助者を搬送した。
県や市町村職員らは各自治体の水防体制強化に向け、演習の様子や水防工法の内容について視察した。


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