福島建設工業新聞社

県建設業協会は14日、県立勿来工業高校の生徒を対象に、楢葉町の双葉地区特別支援学校移転新築工事現場で見学会を開いた。
若年労働者の人材確保と育成に向け、働く魅力を伝え職場意識の向上につなげようと企画。建築科の3年生約25人が参加した。
助川孝幸相双建設事務所建築住宅課主幹が「建設業の職場環境は向上しており、業界のイメージが上がってきている。将来の就職の選択肢としてほしい」とあいさつ。建築を担当する前田・田中特定建設工事共同企業体の担当者が工事で活用しているBIMの取り組みを説明した。
生徒らは躯体工事が進む様子を見学した後、実際の現場でスラブ配筋の検査と鉄筋結束、測量や墨出し作業を体験した。