福島建設工業新聞社

県南会津公共工事安全推進協議会(会長=佐藤敬南会津建設事務所長)は18日、南会津町の田島建設会館で2024年度通常総会を開いた。
佐藤所長が「労働災害は当人や家族はもとより、企業などの信用失墜にもつながる。官民が同じ意識を持ち労働災害防止を最優先に取り組みたい」とあいさつ。同会顧問として管家紀男会津労働基準監督署長、小林和久南会津警察署長に委嘱状を手渡した。安全パトロールを行い、会津労働基準監督署、南会津警察署の指導を受け、問題点を討議するなどの事業計画を決めた。
総会に先立ち、県建設業協会南会津連絡協議会(浅沼秀俊会長)は、南会津町の田出宇賀・熊野神社で24年度安全祈願祭を行った。浅沼会長は「建設産業が日夜努力し、地域の安全安心な暮らしの一助になっていると自負している。どのような状況下でも労働災害防止は企業が負う最重要課題で、一層の安全対策を心掛けることを誓う」とあいさつした。
管家署長、小林署長、久力幸南会津農林事務所長、佐藤所長、佐々木一信山口土木事務所長、浅沼会長、美馬典昭副会長が玉ぐしをささげた。