福島建設工業新聞社

県建築士会各支部は、7月1日の「建築士の日」に合わせた建築相談会を開いた。猪苗代支部(酒井美代子支部長)は29日、猪苗代町の道の駅猪苗代で開いた。住宅の民泊利用に向けた相談などが寄せられ、会員が丁寧にアドバイスした。
同会の活動を広く県民にPRしようと、会場には同支部が製作した漫画「いのりんと考えるSDGs～みんなで守る猪苗代の森と未来～」のパネルや冊子を展示した。
会津農林事務所の協力を受けて県産材の紹介コーナーも設けたほか、杉の苗木展示、町内工務店協力による消臭・脱臭効果のあるおがくずの提供なども実施。道の駅の買い物客を対象にしたガチャガチャやゲームコーナーも準備した。来場者には木製のコースターをプレゼントした。酒井支部長ら13人が対応し、150人以上が訪れた。
酒井支部長は「イベントを通じて建築士の仕事内容を知ってほしい。来年度以降も継続して開催したい」と話した。