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2014.02.19

記録的豪雪で総力戦/浜通り初/ロータリー除雪車投入

大雪のため15日から通行止めとなった国道115号相馬市粟津~伊達市霊山町石田間と県道12号原町川俣線南相馬市原町区信田沢~川俣町飯坂中道間の再開通に向けて県は17日夜、会津から大型除雪車2両を相双地区に投入した。115号は18日、原町川俣線は19日に通行止めを解除した。
両路線、記録的な積雪となり、数十台のトラックなどが立ち往生した状態となった。通常降雪量が少ない地域で、除雪の目安となる道路脇のポールが設置していない個所が大半だったため、除雪作業は困難を極めた。事態を打開するため県は浜通りで初めてロータリー除雪車の運用を決め、猪苗代町の東信建設工業のオペレーター4人とともに両路線で除雪を展開した。
相双建設事務所はこの非常事態に際して県建設業協会会員らに呼びかけ、重機55台、オペレーター106人体制で臨んだ。両路線ではロータリー除雪車が作業できるよう、道路両側部の除雪を徹夜で先行させ、ロータリー除雪車をフル稼働させた。
相双建設事務所管内の除雪協力会社は次の通り。
◆国道115号=中村土木、小野建設、後藤建設工業◆原町川俣線=東北建設、濱田建設工業、庄司建設工業、中里工務店、横山建設工業、滝建設工業、後藤建設工業、石川建設工業、関場建設


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