福島建設工業新聞社

学校法人カトリックさゆり(南相馬市原町区、鎌田文代理事長)が同区大木戸字八方内地内に建設する仮称・認定こども園さゆりの上棟式が20日、行われた。
子供たちに建築の伝統文化や風習を学んでもらいたいと、施主の提案で企画。園児、近隣の小学校児童や保護者ら約80人と近隣住民が集まった。
鎌田理事長が「4月の開園に向けて安全な工事を進めてほしい」とあいさつ。施工を担当する石川俊石川建設工業社長は上棟式の文化を子供たちに説明した。
式典の最後には「ご安全に」の発声を合図に餅まきを行った。鎌田理事長や教諭らが餅をまくたび子供たちから歓声が上がり、参加者全員で建築の伝統文化を楽しく学びながら上棟を祝った。
新園舎はS造2階建て延べ1051㎡。幼保連携型の認定こども園として定員100人を予定している。