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2025.01.31

建築設計3団体が合同賀詞交歓会

県建築士会、県建築士事務所協会、県建築設計協同組合の建築設計3団体による合同賀詞交歓会が28日、福島市のホテル福島グリーンパレスで開かれ、3団体傘下の会員、来賓らコロナ禍前に匹敵する200人近い参加者があった。
3団体を代表し鈴木宏幸県建築設計協同組合理事長は「東日本大震災、2021、22年の本県沖地震、台風19号被害と災害はわれわれの身近なところにあることを痛感した。今年は阪神淡路大震災から30年の節目であり、自然災害に対する教訓、取り組みをしっかりと次の世代につないでいかなくてはならない」と述べたほか、気候変動、資材価格高騰、少子高齢化、技術者不足、働き方改革、4月施行の改正建築物省エネ法など設計業界を取り巻く課題を列挙。
脱炭素社会に向けた負荷の少ない木造木質化など環境への取り組みやDX化による設計手法の再構築、次世代育成や賃金上昇にも触れ、「社会的責任、社会のニーズの変化を踏まえ、信頼される建築士として行動していく。3団体は技術研鑽、各種団体の組織力強化、建築文化のさらなる発展に努める」と決意を述べた。


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