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2014.06.06

200tクローラークレーンで復興に貢献/会津若松市の金堀重機

金堀重機(会津若松市、宮澤洋一社長)は6月中旬以降、東京電力福島第一原子力発電所周辺の工事現場で、200tクローラークレーンを稼動する。
同社保有のクローラークレーンはこれまで55tが最大。復旧工事繁忙期に入りクレーン不足も深刻で、「重機会社として、福島の復興に貢献したい」(山田忠宣営業部長)と、大型車両導入に踏み切った。
5月中旬から会津若松市の本社内で、クレーンを「金堀カラー」に塗装を開始。クレーンはブームを伸ばすと高さ78mまで到達する。
原発周辺で長期稼動予定で、「輸送前にぜひ社員にも見てもらいたかった。この機械の迫力がみんなのモチベーションにもつながりそうです」と宮澤真菜専務。同社の内川健さんがオペレーターを務める。今後、機械を分解し複数のトレーラーで現地に輸送する。
機械はコベルコ製の7200G。低騒音型機械の基準値をクリアし、従来機に比べ軽量化され、分解、組み立て作業の効率化も図られている。


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