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2014.09.11

ふくしま再生へ貢献誓う/県優良工事 24社晴れの知事表彰

今年度の県優良建設工事知事表彰式が10日、福島市の杉妻会館で行われ、晴れの栄誉に輝いた27工事24社に、佐藤知事から表彰状と記念の盾が授与された。
式には佐藤知事と畠利行農林水産部長、松本英夫土木部長ら両部幹部、来賓として桜田葉子県議会議員、小野利廣県建設産業団体連合会長、木明義県建設業協会専務理事、栁沼秀徳県土地改良建設協会長、齋藤卓夫県森林・林業・緑化協会長、松原文司県管工事協同組合連合会長、坂本幹夫県電設業協会長、松原兼一県空調衛生工事業協会長ら建設関係団体の代表らが参列した。
佐藤知事が式辞で、作業員や資機材が不足する厳しい状況の中、復旧・復興に当たってきた地域建設業の尽力に改めて謝意を示した上で「受賞を心から喜びたい。受賞工事は県土発展、復興に向けた礎となるもの。震災から3年半を経て公共インフラ、復興公営住宅、本県の未来を創造する拠点施設整備などの取り組みが結実してきており、こうした流れをより確かなものにするため、今後とも県民の支えである社会基盤整備に全力を尽くす考えだ。受賞を契機にさらに技術向上に努め、その豊かな経験と優れた施工能力で一層の協力を願いたい」と訴えた。
桜田議員が「受賞は努力の積み重ねによる優れた技術力が高く評価されたもの。本県の復旧・復興を支える重要な基盤である社会資本は、引き続き着実かつスピード感をもって整備していく必要があり、建設業の果たす役割は極めて大きい。受賞を新たな契機に、ふるさとふくしま再生のため一層の尽力を願う」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して藤田建設工業の藤田光夫社長が「建設業に携わる者としてこの上ない誇り。今後とも一層の研さんに努め、安全で安心できる県土づくりに力を尽くしたい」と謝辞を述べた。
優良建設工事の知事表彰は、県発注建設工事の技術向上と安全な施工確保を図るため昭和42年度から行われており、今年度で46回目。25年度竣工工事で、農林水産部173件、土木部1393件の表彰対象該当工事の中から、事務所長の推薦、書類・現地審査を経て、災害復旧部門を含め農林水産部9部門9件9社、土木部14部門18件18社が受賞した。すうがく※受賞者と対象工事は8月13日付に掲載済


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