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2014.10.10

会津若松市立鶴城小学校が起工/菅家、秋山社長らクワ入れ

会津若松市立鶴城小学校全面改築事業に伴う工事安全祈願祭が10日、東栄町地内の現地で行われた。
関係者約70人が出席。佐藤有史佐藤建築設計事務所長、室井照平市長、菅家洋一会津土建社長、秋山幸広秋山ユアビス建設社長の4人がクワを入れ、戸川稔朗市議会議長、白井美津子市教育委員会委員長、八ッ橋善朗八ッ橋設備社長、奥田政治会津電気工事工事部長、新田一則光電設社長らが玉ぐしを捧げて工事の安全と早期完成を祈った。
神事後、室井市長が「明治6年に開校し、142年目を迎える年に歴史と伝統を備え、安全で安心、会津の自然を感じながら地域の連携を育む新校舎が完成する。安全施工を第一に市民の期待に応えてほしい」とあいさつ。施工者を代表して菅家社長が「同校で学び育った人間が力を合わせ無事故無災害で工事を成し遂げる」と決意を述べた。
老朽化に伴う全面改築事業。設計は佐藤建築設計事務所、管理棟(RC一部S造3階建て延べ2632・13㎡)と屋内運動場(同平屋建て1385・88㎡)の建築主体は会津土建、教室棟(同3階建て延べ3318㎡)が秋山ユアビス建設。校舎棟電気・情報設備は会津電気工事、屋内運動場電気設備が光電設、教室棟給排水衛生・暖房設備は八ッ橋設備の施工。
西側マイロードに面した管理棟正面デザインは、昭和30年代の木造校舎の正面玄関をイメージ、2階ベランダ屋根に融雪ヒーターを備えた雁木を設置する。校舎外観は1階部分を石垣風、2・3階部分を漆喰風、屋根は赤レンガ風の鋼板横葺とした色彩で鶴ヶ城をイメージ。屋根部分は、陸屋根を基本にした「置き屋根」で景観と滑雪に配慮する。校舎内の腰壁には会津産材を使用。教室棟はエレベータを備えた普通教室数12室で、可動間仕切りの多目的スペース、同ホールなども備え様々な教育環境に対応する。また緊急時の拠点としての機能強化を図り、太陽光発電装置や雨水活用システムも導入する
校舎などの完成予定は27年12月末。28年度にグランド整備など外構工事を実施する。


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