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2014.10.23
鉄塔高さ国内最大級/来月アーチ部架設開始/霊山松川線の逢隈橋
県北建設事務所が福島市飯野町明治地内で建設中の霊山松川線「逢隈(おおくま)橋」上部工工事は、11月中旬にも鋼下路式ローゼ桁橋の架設が始まる見込みとなった。架設はケーブルクレーン直吊り工法を採用しており、国内最大規模の高さ49・6㍍、支間長228・2㍍の鉄塔2基間で、鋼材を搬入するケーブルが行き来することとなる。
現橋の老朽化、大型車がすれ違えない狭小幅員を解消するため、橋梁の架け替えと前後の道路改良に16年度に着手した。全体延長は900㍍、車道幅員6・5㍍、全幅10・5㍍で計画。新橋梁は現橋下流側に延長163・2㍍で整備している。
上部工型式は、霊山松川線の現道を跨ぐ部分約31㍍が鋼単純鈑桁、阿武隈川の渡河部は川床まで深い地形等から、アーチタイプを採用した。
施工は横河・三井造船鉄構・東開特定JVが24年度末に受注。横河ブリッジと東開工業が製作、三井造船鉄構エンジニアリングが架設を担当する。
現場では、ケーブルクレーン設備の設置が完了したほか、鈑桁部を架設。直吊り設備も設置され、11月中旬から補剛桁の架設が始まる。桁架設閉合後、アーチ部材の架設を開始する。架設作業は2カ月程度を見込んでいる。
現場には、架設開始を前に説明資料を備えたインフォメーションセンターが設置されたほか、JVがホームページhttp://www.oukumabashi.com/を開設し、情報発信にも力を入れている。
※架設開始前の現場
現橋の老朽化、大型車がすれ違えない狭小幅員を解消するため、橋梁の架け替えと前後の道路改良に16年度に着手した。全体延長は900㍍、車道幅員6・5㍍、全幅10・5㍍で計画。新橋梁は現橋下流側に延長163・2㍍で整備している。
上部工型式は、霊山松川線の現道を跨ぐ部分約31㍍が鋼単純鈑桁、阿武隈川の渡河部は川床まで深い地形等から、アーチタイプを採用した。
施工は横河・三井造船鉄構・東開特定JVが24年度末に受注。横河ブリッジと東開工業が製作、三井造船鉄構エンジニアリングが架設を担当する。
現場では、ケーブルクレーン設備の設置が完了したほか、鈑桁部を架設。直吊り設備も設置され、11月中旬から補剛桁の架設が始まる。桁架設閉合後、アーチ部材の架設を開始する。架設作業は2カ月程度を見込んでいる。
現場には、架設開始を前に説明資料を備えたインフォメーションセンターが設置されたほか、JVがホームページhttp://www.oukumabashi.com/を開設し、情報発信にも力を入れている。
※架設開始前の現場
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