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2015.04.28

南相馬市SA利活用拠点施設・セデッテかしまオープン

南相馬市サービスエリア(SA)利活用拠点施設「セデッテかしま」の開所式典は25日、鹿島区浮田地内の現地で行われ、新たな交流・情報発信施設の竣工を祝った。
旧鹿島町が南相馬市との合併前の平成13年3月に整備事業基本構想を打ち出し、合併後の20年に基本計画を策定、震災と原発事故により一時中断したが23年6月に再開、26年7月に着工し急ピッチで工事が行われた。
常磐自動車道鹿島SAに隣接する敷地にS造平屋1367㎡の規模で建設された。内部には物産販売コーナー、レストランなどが配置された。駐車場は高速道路利用者用24台分、一般道路利用者用46台分。敷地内には子ども用遊具、ドッグランが近く整備される。
設計は明石建築設計事務所、建築主体が中里工務店、電気設備はでんきや、機械設備が伊藤冷機工業、外構・駐車場は後藤建設工業、屋外照明は恒栄総合設備、配水管敷設を公水設備が施工した。
開所式では桜井勝延南相馬市長が「地元の皆さんの努力でここまでこぎ着けた。原発事故で多くの市民が避難している状況だが、地域の元気を発信する施設にしていきたい」とあいさつした。


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