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2015.06.03
復興へ大きな一歩/相双建設・浪江町内3海岸で着工
浪江町内で計画された海岸災害復旧工事の安全祈願祭と着工式が3日、棚塩字前畑地内で行わた。
本格的な災害復旧に入るのは、福島第1原発から10km圏内の棚塩地区海岸、請戸中浜地区海岸、浪江中浜地区海岸の3カ所。相双建設事務所は25年6月に災害査定を行い、1月に復旧工事を発注した(棚塩地区海岸1~4工区=横山建設施工、浪江中浜地区海岸1工区=田中建設施工)。
波の威力を弱める離岸堤や人工リーフ工、消波工など沖合施設から着手し、堤防はTP(標準海面高)7・2mまで嵩上げする。堤防の位置は以前より30m後退させ砂浜を広げる。工期は29年度を予定。
着工式には約50人が出席。室井良文県土木部技監、馬場有浪江町長、横山佳弘横山建設社長、木下弘行田中建設社長らがクワ入れを行った。横山社長は「地域の恒久的な復旧が望まれており、全力をあげて取り組む」とあいさつ。
室井技監が「堤防の着工は復興に向けた大きな一歩となる。被災地域の生活を取り戻すためインフラ復旧を進める」と式辞を述べた。代表者が開始ボタンを押し、大型クレーンが記念の波消しブロックを海岸に据え付けた。
海岸の復旧概要は次の通り。
◆棚塩地区海岸=復旧延長・堤防1041・7m、離岸堤7基(12tブロック2200個)◆請戸中浜地区海岸=同931・8m、人工リーフ2基(4tブロック2500個)、離岸堤1基(16tブロック1270個)◆浪江中浜地区海岸=同488・5m、消波工7基(4tブロック1300個再設置)
本格的な災害復旧に入るのは、福島第1原発から10km圏内の棚塩地区海岸、請戸中浜地区海岸、浪江中浜地区海岸の3カ所。相双建設事務所は25年6月に災害査定を行い、1月に復旧工事を発注した(棚塩地区海岸1~4工区=横山建設施工、浪江中浜地区海岸1工区=田中建設施工)。
波の威力を弱める離岸堤や人工リーフ工、消波工など沖合施設から着手し、堤防はTP(標準海面高)7・2mまで嵩上げする。堤防の位置は以前より30m後退させ砂浜を広げる。工期は29年度を予定。
着工式には約50人が出席。室井良文県土木部技監、馬場有浪江町長、横山佳弘横山建設社長、木下弘行田中建設社長らがクワ入れを行った。横山社長は「地域の恒久的な復旧が望まれており、全力をあげて取り組む」とあいさつ。
室井技監が「堤防の着工は復興に向けた大きな一歩となる。被災地域の生活を取り戻すためインフラ復旧を進める」と式辞を述べた。代表者が開始ボタンを押し、大型クレーンが記念の波消しブロックを海岸に据え付けた。
海岸の復旧概要は次の通り。
◆棚塩地区海岸=復旧延長・堤防1041・7m、離岸堤7基(12tブロック2200個)◆請戸中浜地区海岸=同931・8m、人工リーフ2基(4tブロック2500個)、離岸堤1基(16tブロック1270個)◆浪江中浜地区海岸=同488・5m、消波工7基(4tブロック1300個再設置)
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