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2015.07.28
建設業の楽しさ体感/JR常磐線で親子見学会/県建設業協会
県建設業協会は24日、山元町(宮城県)と新地町のJR常磐線移設復旧工事現場で、第3回親子建設現場見学会を開いた。夏休みの思い出に、子どもたちが普段見る機会の少ない高架橋、トンネルなどの鉄道新設工事を見学し、建設業の楽しさを体感した。
見学会は建設産業の社会的な役割、産業的魅力などを理解してもらい、イメージ向上や入職促進などにつなげようと25年度から実施している。今回は「未来をつくる!建設業ってすごい!」と題して、震災復興に向けて急ピッチで工事が進められている常磐線の移設復旧区間を視察した。県、JR東日本東北工事事務所などの後援。
県北・県中地域の小学3~6年生と保護者9組19人が参加した。初めに山元町のJR東日本東北工事事務所の現地事務所・常磐復興工事区を訪れた。石川文雄区長らが常磐線の駒ヶ嶺~浜吉田復旧ルートイメージ模型を示しながら復旧工事の概要などを説明した。
(新)山下駅南側の高架橋建設現場では、地上から6・7㍍の高さの高架橋上で、床版の配筋作業や山元町が進めている駅周辺まちづくり事業の施工状況を確認。測量機器を用いてコンクリート打設が完了した床版を点検する作業も体験した。
戸花山第2トンネル工事を見学し、完成した同第1トンネルの坑内で昼食を楽しんだ。震災で被害を受けた山元町の旧中浜小学校を視察後、本県区間に移動し新地駅周辺を見て回った。
JR常磐線の移設復旧区間は、新地駅の南側約800㍍地点から山元町までの約14・6㌔。内陸側にルートを移した。早期復旧に向けて通常の鉄道新設工事の約3倍の速さで工事が進められており、土木工事は構造物がほぼ概成。29年春の運転再開を目指して今後は駅舎等の建築工事、信号等の機械・電気工事に整備の軸足が移っていく。
見学会は建設産業の社会的な役割、産業的魅力などを理解してもらい、イメージ向上や入職促進などにつなげようと25年度から実施している。今回は「未来をつくる!建設業ってすごい!」と題して、震災復興に向けて急ピッチで工事が進められている常磐線の移設復旧区間を視察した。県、JR東日本東北工事事務所などの後援。
県北・県中地域の小学3~6年生と保護者9組19人が参加した。初めに山元町のJR東日本東北工事事務所の現地事務所・常磐復興工事区を訪れた。石川文雄区長らが常磐線の駒ヶ嶺~浜吉田復旧ルートイメージ模型を示しながら復旧工事の概要などを説明した。
(新)山下駅南側の高架橋建設現場では、地上から6・7㍍の高さの高架橋上で、床版の配筋作業や山元町が進めている駅周辺まちづくり事業の施工状況を確認。測量機器を用いてコンクリート打設が完了した床版を点検する作業も体験した。
戸花山第2トンネル工事を見学し、完成した同第1トンネルの坑内で昼食を楽しんだ。震災で被害を受けた山元町の旧中浜小学校を視察後、本県区間に移動し新地駅周辺を見て回った。
JR常磐線の移設復旧区間は、新地駅の南側約800㍍地点から山元町までの約14・6㌔。内陸側にルートを移した。早期復旧に向けて通常の鉄道新設工事の約3倍の速さで工事が進められており、土木工事は構造物がほぼ概成。29年春の運転再開を目指して今後は駅舎等の建築工事、信号等の機械・電気工事に整備の軸足が移っていく。
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