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2015.08.11

住まいと暮らしのフェア/2日で5千人が来場

「ふくしま住まいと暮らしフェア」が8・9日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれ、延べ5000人が足を運んだ。県と建築関係団体で作る実行委員会が主催。震災、原発事故に伴う避難者等の住まいの再建を支援しようと24年度から行っているもので、今回は住まい全般に対象を広げるためフェアの名称を変更し、各地ではなく郡山のみで年1回となった。
「新築・リフォーム」「地盤・耐震」「エコ・省エネ・住設」「古民家・匠」「暮らしの情報(不動産・融資・福祉・終活相談)」などから県内最大規模となる110者を超える事業者が参加し家族連れなどでにぎわった。
特に県建築大工業協会、県木材協同組合連合会、県建築士会福島支部など、木を用いた体験型のブースは子供たちに大人気。耐震と免震が体験できる車や、耐震基準による揺れ方の違いが分かるモデルなども展示され、来場者は見入っていた。外には近隣のオーナーが協力展示したスーパーカー20台がエンジンをふかし、消防車、パトカーなども展示された。
恒例の県建築大工業協会による上棟式は初日が青年部、翌日は菅野四郎会長による解説付き。今回のために用意したという弓矢飾り、吹き流しを付けた上棟モデルに、烏帽子を付けた棟梁らが上ると一斉に子供たちが走り寄ってきた。協会ブースでかけた鉋くずを利用した大幣で祓い木槌で四方を締めるといよいよ餅が撒かれ、子供も大人も歓声を上げながら拾っていた。


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