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2015.09.08

全国鐵構工業協会青年部/郡山で第24回東北サミット

全国鐵構工業協会青年部会東北ブロック(藤澤正弘会長、秋田・千代田興業)は4日、郡山市のホテルプリシード郡山で第24回東北サミットを開いた。6県の青年部員が力を結集し、若者に魅力ある業界への再生と東日本大震災からの復興に取り組んでいくことを決めた。
来賓、部員ら合わせて約60人が出席した。はじめに藤澤会長が「業界の再生へ、足場を固めて強固な組織づくりを進める時期がきた」とあいさつ。来賓の長谷川睦全国鐵構工業協会青年部会長(青森・長谷川鉄工)が「全国的に注目されている東北地方の震災復興を実現するためには青年部員が絆を強め団結して取り組んでくことが重要」と述べた。
渡辺勝県鉄構工業組合副理事長が歓迎の言葉と全国鐵構工業協会の事業内容を紹介しながら「今が若い世代を業界に取り込む絶好の時期。業界活性化のため若年者の採用と定着化を図っていく」と述べ、青年部員のこれからの取り組みに期待を示した。
続いて「震災からの復興とオリンピック需要対策」などをテーマに佐藤文宣(青森・SINMEI)、菅原康弘(岩手・日立鐵工所)、粟野昌洋(山形・粟野鉄工所)、鈴木貴紀(宮城・渡宏鉄工開発)、佐藤晃一(福島・久保田鉄工所)の東北6県の青年部会長が発表。景気動向と稼働率などの受注環境、会員増強へ向けた取り組み、職人の高齢化と若年技能者確保のための雇用環境改善策、復興事業の進ちょく状況と今後の見通しなどについて意見交換した。
サミット終了後は、本宮市の、アサヒビール福島工場に会場を移動し品質管理について研修したほか懇親会も開き、親睦を深めた。


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