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2015.10.08

災害に備え対応万全/排水ポンプの操作訓練

郡山市河川課は6日、庁内関係部局および災害協定を結んでいるこおりやま建設協会(佐藤彰宏代表理事)と合同で排水ポンプ車設置・操作訓練を実施し連携の強化を図った。
市では、台風や局地的豪雨による浸水被害の軽減と迅速な復旧活動を図るため、今年度1台の排水ポンプ車を追加導入した。同車両は災害協定の一環として主に吉塚建設(吉田修社長)が操作を行うほか、いざという時には市職員で操作できるよう訓練を行った。
富久山町久保田地内の阿武隈川・古川樋管前で行われた訓練には、市から防災危機管理課、道路維持課、河川課、下水道維持課の職員約15人のほか、こおりやま建設協会から佐藤代表理事、吉田社長らが参加。馬場憲太郎河川課長が「ポンプ車が活躍しないのが一番だが、災害はいつ起きるか分からない。危機管理の一環として関係者が合同で訓練を行うことで連携を図るとともに、誰でも対応できる体制をつくりたい」とあいさつした。訓練では2台のポンプを使い、ホースの接続などを確認した。
同市では内水被害等に備え、全113台の排水ポンプを配備している。このうち災害協定に基づき、こおりやま建設協会および県建設業協会郡山支部の会員25社がポンプ106台を管理して災害に備えている。


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