福島建設工業新聞社

県警察本部庁舎整備工事の安全祈願祭・起工式は22日、福島市杉妻町地内の現地で行われた。
関係者約70人が出席。大竹不二男山下設計取締役専務執行役員、内堀知事、上野康信青木あすなろ建設社長がクワ入れし、内堀知事、大竹専務、上野社長、大槻博太大槻電設工業社長、倉島央樹倉島設備社長、古川敏博光和設備工業所社長らが玉ぐしをささげた。
内堀知事は「県民生活や来県者の安全・安心を守り、県を力強く支える中枢施設で、工事の安全、円滑な施工を祈念する。今後も関係者との連携を密に整備を進めていく」とあいさつ。
大竹専務が新庁舎の設計コンセプトや特長などを説明。上野社長は「無事故・無災害で竣工すべく、周辺環境に十分配慮し、安全管理に万全を期す。誠心誠意、総力を持って施工に注力していく」と述べた。
規模はSRC造地上7階建て(7階=機械室等)延べ2万4482・72平方㍍。杉妻町5の75地内の敷地8959・46平方㍍内に建設する。基礎工法は直接基礎の免震構造を採用した。事業費は約140億円。工期は30年2月28日。
設計は山下設計。施工は、建築が青木あすなろ建設、電気設備が大槻電設工業・広栄電設特定JV、弱電設備が大槻電設工業、空調設備が倉島・温調特定JV、給排水衛生設備が光和・アクーズ特定JV。