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2015.10.30
小学生が貫通点で握手/三森工区改築1号トンネル貫通式
県中建設事務所が整備を進めている主要地方道郡山湖南線三森工区改築事業・1号トンネル(仮称)の貫通式は27日、郡山市逢瀬町多田野地内の現地で行われた。
県職員や施工関係者約80人のほか、三森峠を挟んだ郡山市立多田野小学校の6年生18人と湖南小学校の同24人が出席した。児童が「貫通点握手の儀」に出席したのは県内で初。
式典では、出席者全員によるカウントダウンに合わせ、鈴木良治県中建設事務所長が貫通発破のスイッチを入れ、貫通を確認すると万歳三唱した。
鈴木所長と佐藤勝也佐藤工業社長、星尚克県中建設事務所事業部主幹兼事業部長と結城賢男昭和建設工業副社長、児童を代表し、湖南小学校の木瑛俊君と多田野小学校の人見綾音さんが貫通点前で握手を交わした。人見さんは「トンネルの完成には多くの人や高度な技術が必要だと知った。猪苗代湖へ向かうのに便利になるので早く開通してほしい」、木君は「郡山湖南間の移動が楽になるので、完成が楽しみだ」と述べた。
施工者による樽御輿入場に続いて鈴木事務所長が「ミリ単位の測量など高度な技術を駆使して掘削している。開通した際、工事に関わった人たちの技術や熱意、努力を思い出してほしい。子どもたちに引き継ぐ財産の整備を安全第一で推進していきたい」とあいさつし、佐藤社長が「昨年12月に着工し、無事に貫通式を迎えることができた。安全、環境に配慮し、無事故無災害で完成させる」と施工者を代表して決意を述べた。佐藤社長、鈴木所長、星事業部長、結城副社長が鏡開きをし、出席者全員で乾杯・万歳三唱して貫通を祝い合った。
昭和58年に事業着手した同事業は、多田野地内(起点部)から西へルートを取り、同市湖南町地内(終点部)までの三森峠を含む延長6・6㌔、幅員6(7)㍍の大規模改築事業。峠頂上部の三森トンネルを含む2工区2700㍍、同トンネル西側の3工区710㍍と4工区(終点部)1092㍍は供用開始している。
1工区(2120㍍)のうち第1期施工の850㍍も供用開始しており、残りは三森工区全体の起点部に当たる2期施工区間1270㍍となる。同区間には佐藤・昭和特定JVの施工により今回貫通した1号トンネル(397㍍)のほか、貫通済みの2号(152㍍)、1・2・3号橋の整備を進めている。事業全体の完了目標は30年代前半を見込んでいる。
県職員や施工関係者約80人のほか、三森峠を挟んだ郡山市立多田野小学校の6年生18人と湖南小学校の同24人が出席した。児童が「貫通点握手の儀」に出席したのは県内で初。
式典では、出席者全員によるカウントダウンに合わせ、鈴木良治県中建設事務所長が貫通発破のスイッチを入れ、貫通を確認すると万歳三唱した。
鈴木所長と佐藤勝也佐藤工業社長、星尚克県中建設事務所事業部主幹兼事業部長と結城賢男昭和建設工業副社長、児童を代表し、湖南小学校の木瑛俊君と多田野小学校の人見綾音さんが貫通点前で握手を交わした。人見さんは「トンネルの完成には多くの人や高度な技術が必要だと知った。猪苗代湖へ向かうのに便利になるので早く開通してほしい」、木君は「郡山湖南間の移動が楽になるので、完成が楽しみだ」と述べた。
施工者による樽御輿入場に続いて鈴木事務所長が「ミリ単位の測量など高度な技術を駆使して掘削している。開通した際、工事に関わった人たちの技術や熱意、努力を思い出してほしい。子どもたちに引き継ぐ財産の整備を安全第一で推進していきたい」とあいさつし、佐藤社長が「昨年12月に着工し、無事に貫通式を迎えることができた。安全、環境に配慮し、無事故無災害で完成させる」と施工者を代表して決意を述べた。佐藤社長、鈴木所長、星事業部長、結城副社長が鏡開きをし、出席者全員で乾杯・万歳三唱して貫通を祝い合った。
昭和58年に事業着手した同事業は、多田野地内(起点部)から西へルートを取り、同市湖南町地内(終点部)までの三森峠を含む延長6・6㌔、幅員6(7)㍍の大規模改築事業。峠頂上部の三森トンネルを含む2工区2700㍍、同トンネル西側の3工区710㍍と4工区(終点部)1092㍍は供用開始している。
1工区(2120㍍)のうち第1期施工の850㍍も供用開始しており、残りは三森工区全体の起点部に当たる2期施工区間1270㍍となる。同区間には佐藤・昭和特定JVの施工により今回貫通した1号トンネル(397㍍)のほか、貫通済みの2号(152㍍)、1・2・3号橋の整備を進めている。事業全体の完了目標は30年代前半を見込んでいる。
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