福島建設工業新聞社

川俣町復興公営住宅(1、2工区)建設工事の安全祈願祭は1日、同町字新中町地内の現地で行われ、工事の無事故・無災害を祈った。
古川町長は「山木屋地区住民の復興への第一歩となる建設工事。町復興への希望がつながる住宅で、施工する2JVには安全、無事故で完成を迎え、復興が前に進むよう協力をお願いしたい」とあいさつ。阿部徹復興庁福島復興局次長、斎藤博美町議会議長が祝辞を寄せた。
施工者を代表して古俣社長が「町復興のシンボル、足がかりとなる施設。施工者一同、その責任の大きさを自覚しながら、高品質な建物を完成させることを誓う」と謝辞を述べた。
1工区(20戸)の施工者は、古俣工務店・長谷川工務所特定JV。2工区(20戸)は香野建設・遠藤工務所特定JVが施工する。設計・監理は、ふくしま市町村支援機構。工期は28年6月30日。
1工区は敷地3404・83平方㍍内にW造2階建てで20戸分を建築する。内訳は一戸建て住宅(延床面積80・51平方㍍)が18棟、二戸1棟建てタイプ住宅(同166・92平方㍍)が1棟。
2工区は敷地3065・81平方㍍内に、W造2階建ての二戸1棟建てタイプ住宅(同166・92平方㍍)10棟、20戸分を整備する。