トピックス

2016.01.19

手を携え復興に貢献/建築3団体が賀詞交換

県建築士会、県建築士事務所協会、県建築設計協同組合は15日、福島市のホテル辰巳屋で合同賀詞交歓会を開いた。
約210人が参加。3団体を代表し松隈仁吉県建築士会長が「3団体はともに手を携え、地域の建築文化発展のため、安全に生活できるやさしい町づくり、歴史的建築物の保全活動、それぞれの職域で力を注いできた。昨年の改正建築士法、改正建築基準法施行により、建築に携わる者の社会的責務はますます重要となった。時代のすう勢の諸施策に的確に対応し、技術の研鑽、次世代の人材育成に努めたい。建築文化のさらなる向上とまち、住まいづくりを通して復興に貢献したい」とあいさつ。県建築設計協同組合が創立50周年を迎え、9月に式典、祝賀会が行われることに触れ、関連事業の開催の成果が建築文化発展の機会となるよう支援を求めた。
山本洋一県土木部建築担当次長は「復興公営住宅の造成も本格化し整備が着実に進展しているほか、ふたば未来学園の設計に着手するなど、復興の拠点となる大規模施設整備も着々と進んでいる。県有・民間建築物の耐震化など地方創生に向け直接の担い手であるみなさんに期待したい」、杉山純一県議会議長は「復興を象徴するさまざまな事業が進められ、復興が目に見える形となってきた。若い世代が安心して働き暮らせるふるさと福島再生へ総力を挙げたい」、小林香福島市長は「28年は発展を考える年。医療関係大学が福島市の町中に設置するという知事の発表はありがたく県全体の医療の充実発展に尽力できる。県、県立大学と連携して取り組んでいきたい。また福島市の公共施設は老朽化が進んでおり、将来の発展のためにどうあるべきか議論すべき時期が来るが、その際には支援協力を」とあいさつした。
佐藤憲保自由民主党県支部連合会副会長の発声で乾杯を行い、今年一年の始まりを祝った。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧