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2016.01.28

楢葉町有地に廃炉関係企業向け社宅等建設

楢葉町が廃炉関係企業の事務所・社宅を大和ハウスグループに委託して新設する「佐野地区外企業社宅等整備事業」の安全祈願祭・起工式が27日、町内下小塙の現地で行われた。
福島第一原発の廃炉作業を担う事業者の拠点は、楢葉町と広野町にまたがるJヴィレッジに置かれてきたが、同施設は東京五輪のサッカー日本代表の合宿・練習会場としての利用が見込まれており、現在利用している事業者は退去することとなった。
町は廃炉事業者の新たな活動拠点として、佐野地区の整備を計画。国道6号沿いの2つの工区合わせて約9000平方㍍の町有地に、S造2階建ての社宅100戸と事務所、食堂を建設・運営する事業者を、指名プロポーザルで選定した。大和リビングが施主となり大和ハウス工業が設計・施工を行う。
工事は9月完成予定で、10月の入居開始を目指す。
安全祈願祭には関係者約30人が出席。松田秀雄大和リビング専務、松本幸英楢葉町長、青木基同町議会議長らがクワ入れをして、工事の無事完成を祈った。


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