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2016.04.01

白河建設親和会が「キッズ・アイ」開始

白河建設親和会(鈴木清次会長)は4月下旬から、子どもたちが会員の事業所および工事現場を避難の家として利用できる「しらかわキッズ・アイ」を開始する。30日に白河市役所を訪れ、鈴木和夫白河市長に事業の概要を説明した。
地域社会に根付いた建設業を目指すため「白河夢づくり事業」を進めており、24~26年度は市内の小学校に図書を寄贈する「白河KIDS POWER 文庫」に取り組んできた。27年度には新規事業として、冬季の子どもたちの夢づくりのため、JR白河駅前で行われたイルミネーションに協力。電飾したゲートや重機を設置した。
今年度からスタートする「しらかわキッズ・アイ」は、子どもたちが自然災害などから緊急避難ができる事業所や工事現場に、イメージキャラクターのこーじ君(工事君)が描かれたのぼりを立てる。また会員のヘルメットや車両にマグネットステッカーを貼付した見守り隊パトロールを実施するほか、市内避難の家マップを作成し、周知を図る。
親和会から鈴木会長、佐久間哲男理事、兼子聡監事らが市役所を訪れ、鈴木市長に事業概要を説明した。鈴木会長は「これまでのしらかわ夢づくり事業では、図書の寄贈やイルミネーションなどに取り組んできた。今後も地域貢献に積極的に取り組み、子どもたちの安全安心に向けて事業を進めていきたい」とあいさつ。佐久間理事は「現場や事務所には必ず人がいるので、緊急避難の場所として利用してほしい」、兼子監事は「事業を通して地域の犯罪防止や子どもたちに建設業を身近に感じてほしい」と述べた。
鈴木市長は「皆さんの目が常に地域を見守っているという意識が大切。建設業の役割を理解してもらえる機会にもなる」と述べ、同事業への期待を寄せた。


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