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2016.05.20
直轄権限代行で引継式/県道吉間田滝根線広瀬改良
県道吉間田滝根線「広瀬改良」の直轄権限代行採択に伴う県から国への事業引継式が19日、郡山市の県中建設事務所で行われた。事業を所管する東北地方整備局郡山国道事務所は今年度、約3億円の事業費で調査・設計を進めるほか、1号トンネル西側で現道接続部分の本線改良工に着工する。
式には大村敦郡山国道事務所長、鈴木良治県中建設事務所長、遠藤雄幸川内村長ら関係者約15人が出席。鈴木所長が「県道事業で初の採択で、本県復興に弾みがつく。早期完成に全力で取り組んでいく」とあいさつ、遠藤村長が「双葉郡の自治体が切望している最重要インフラ。復興加速を確信する」と祝辞を述べ、鈴木所長と大村所長が設計書類などを引き継ぎ、大村所長が「県事業と連携し、スピード感を持って整備を進めていく」と着実に事業を推進していく考えを示した。
「ふくしま復興再生道路」に位置付ける一般県道吉間田滝根線「広瀬工区」は、いわき市川前町小白井を起点に小野町小戸神地内であぶくま高原道路に接続する改良延長9・2㌔で、総事業費は約230億円見込まれている。今年度、大型構造物などが連続する難工事区間の起点側1工区6・6㌔、幅員6・5(9~11)㍍が「広瀬改良」として県道では初めて、直轄権限代行事業採択された。終点側2工区2・6㌔幅員7(10・5)㍍は県の施行で、平成30年代前半の同時全線供用が目標。
直轄区間は一般道、終点側区間は自動車専用道路での整備。県中建設事務所は今年度、約12億円の事業費で2工区の用地測量や構造物などの調査設計を進める。
※(左から)書類を引き継ぐ鈴木所長、遠藤村長、大村所長
式には大村敦郡山国道事務所長、鈴木良治県中建設事務所長、遠藤雄幸川内村長ら関係者約15人が出席。鈴木所長が「県道事業で初の採択で、本県復興に弾みがつく。早期完成に全力で取り組んでいく」とあいさつ、遠藤村長が「双葉郡の自治体が切望している最重要インフラ。復興加速を確信する」と祝辞を述べ、鈴木所長と大村所長が設計書類などを引き継ぎ、大村所長が「県事業と連携し、スピード感を持って整備を進めていく」と着実に事業を推進していく考えを示した。
「ふくしま復興再生道路」に位置付ける一般県道吉間田滝根線「広瀬工区」は、いわき市川前町小白井を起点に小野町小戸神地内であぶくま高原道路に接続する改良延長9・2㌔で、総事業費は約230億円見込まれている。今年度、大型構造物などが連続する難工事区間の起点側1工区6・6㌔、幅員6・5(9~11)㍍が「広瀬改良」として県道では初めて、直轄権限代行事業採択された。終点側2工区2・6㌔幅員7(10・5)㍍は県の施行で、平成30年代前半の同時全線供用が目標。
直轄区間は一般道、終点側区間は自動車専用道路での整備。県中建設事務所は今年度、約12億円の事業費で2工区の用地測量や構造物などの調査設計を進める。
※(左から)書類を引き継ぐ鈴木所長、遠藤村長、大村所長
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